「話題が続かない」とか「会話が広がない」という悩みがあって、「色々な話題ネタを収集しよう」と思うかもしれません。
恋愛ノウハウでもこの方法は紹介されていると思いますが、ただ豊富な話題を持つだけでは意味がありません。
それはなぜかというと、「相手の考えと一致していない」からです。
“会話の最初は相手の優先度に合わせる”
例えば、あなたが、
・恋愛話 ×
・スポーツ ○
・好きなタレント ×
・好きな食べ物・飲み物 △
・仕事や学校の話 ○
の5つの話題ネタがあって、
相手が、
・恋愛話 ○
・スポーツ ×
・好きなタレント ○
・好きな食べ物・飲み物 △
・仕事や学校の話 ○
の話題ネタがあったとします。
そして、
○=興味関心がある
△=普通
×=あまり関心がない
という話したい優先度があるとします。
この場合、自分が好きな話をしたいからスポーツの話をすると、
「自分○:相手×」
なので、自分は話していて楽しいですが、場は盛り上がりません。
逆に相手が話したいことを気にしすぎて、好きなタレントの話をすると、
「自分×:相手○」
となり、相手は楽しく話していても、自分は退屈で仕方ないでしょう。
では、お互いが楽しく話して、しかも盛り上がるのは、
「自分○:相手○」
となっている「仕事や学校の話」です。
「それは理屈としてはわかるけど、これだと思って話を振って、それで外したら怖いじゃないですか」
と思うかもしれません。
その気持ちはわかりますが、もし会話を続かせれるようになって、色々な人と同じ思いを共有する心の触れあいのある体験をしたいと思うなら、覚えておいてほしいことがあります。
それが「相手の考えを理解する」こと、というよりは「予測する」ことの方が近いです。
“あなたは嫌われたくないと考えていますか?”
まぁ、その話をする前にちょっと質問します。
後の話に繋がるので、ちゃんと考えてみてください。
では、いきます。
「あなたが人間関係において恐怖だと思うことを3つ出してください」
例えば、
・「嫌われるのが怖い」
・「無視されたら傷つく」
・「否定されたら辛い」
などが思いつくかもしれません。
そして、これらの恐怖に対して「どうやったら嫌われないか?」と考えるでしょう。
でも、これが「相手の考えを理解する」から遠ざかります。
「えっ?どういうこと?何言ってるの?」と思ったかもしれませんが、1つあなたに質問しますね。
「あなたは人に嫌われないために会話をしているのですか?」
僕は違いますし、あなたも違うはずです。
もちろん、過去に何かしらトラウマがあったり、人に嫌われたり否定された経験があり、恐怖を感じているから、うまく話せないという人もいるでしょう。
僕も昔はそうでした。
でも、「嫌われたら嫌だな」と思った時点で、会話にブレーキがかかってしまいます。
そして、「相手の考えと一致していない無難な話」に終始してしまい、盛り上がりもなく何の印象もない話になってしまう。
その結果、一番なりたくなかったはずの「嫌われる状態」となるのです。
“目的は相手との「快」の接点を探すこと”
なぜそれが起こるのか、それは「会話の最中、ずっと自分のことばかりしか考えていないから」です。
だから、さっきの対比としては、
「自分○:相手 – 」
となります。
要するに、相手が全く見えていないのです。
なので、それを少しずつ変えていって、
「相手が楽しいことはなんだろう?」
「自分と楽しいこととリンクできないか?」
と考えて会話をしていけば、必ず会話がうまくいきますよ。
【追伸】
普段の会話のやり取りでもLINEを使う人が多いと思いますが、LINEというコミュニケーションツールでも多くの悩みがあります。
その悩みを解消するための記事をまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてください。
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