自分のことを振り返って「人と距離があるように感じる」ことや、他人を見て「あの人ってなんか壁があるな」と思うことってありませんか?
その理由のひとつが「自己開示できているか」ということです。
自己開示というのは簡単にいうと「自分がどういう人間なのか」ということを伝えることで、これがないと「この人はどういう人間かわからない」と思い、必要以上に距離を縮めようとしなくなります。
「どういう人かわからない」と思われると、勝手に距離を開けられたり、なかなか深い仲になりにくくなってしまうので要注意です。
ですので今回は、「やるべき自己開示、やってはいけない自己開示」について話していきましょう。
結論からいうと、
・好き嫌い
・価値観や考え方
・過去の経験
・笑える失敗話
を言い、
・ネガティブな話
・重すぎる話
・反社会的な内容
・笑えない失敗話
を言わないようにする・・ということになります。
“自己開示レベルで相手の印象も変わる”
例えば、上司から怒られたとしましょう。
普段から話す機会があり、その上司のことをよく知っていれば、「あの上司が怒るくらいのミスをしてしまったのだろう」と考えることもできます。
しかし、普段から特に話もせず、業務連絡くらしか話さないような上司であれば、「イライラをこっちにぶつけてくるなよ」と思ってしまいます。
このように自己開示ができているかできていないかで、言葉の受け取り方も変わってきますし、それが相手への評価や好意にも影響してきます。
やっておきたい自己開示に「共感・共有できるもの」が挙げられます。
例えば「秘密の話」とか。
恋愛相談を受けているとその相手に好意を持ってしまうというのも、普通の人間関係なら言わないような恋愛の悩みや失敗を話すことで、その人の秘密を共有するからです。
「私とあなたしか知らない」という秘密は、それだけで距離を近づけます。
また「感情の共有」も距離を近づける心理効果があり、例えば子どもの頃に同じ経験をしていたりすると親近感がグッと高まります。
例えば、会社の歓迎会で横に座った人と話していると「同じ県出身で、しかも市も同じで、隣の中学校だった」とかだと、一気に話が盛り上がるし、仲良くもなります。
自分:「あそこに○○って店あったでしょ?あれ潰れたって知ってる?」
相手:「うそ?学生の時めっちゃ行ってたのにー」
自分:「○○にあった××がうまかったよな」
相手:「そうそう、あれ人気あった!」
みたいな会話が典型的な例かもしれません。
このように相手との共通点や共感ポイントを見つけるために自己開示を行う意味です。
“やっておきたい自己開示の例”
やっておくといい自己開示としては、
・好きなもの、嫌いなもの
・子どもの時の思い出、経験談
・恋愛や仕事の話
・笑って話せる失敗談
などがやりやすいのでオススメです。
あと、時と場合によりますが、
・悪口などの話
も連帯感を高めるためには有効です。
もちろん、相手にも好みや価値観があるので、自分が好きなものを言っても相手が「私はそれあまり好きじゃない」と答えられることもあります。
でも、それでひとつ相手の情報がわかったし、もしあなたが譲れないくらい好きなものを相手が嫌いと言ったなら、どれだけ好意があってもうまくいかない決定的なポイントになると思います。
それが事前にわかったのも大きな収穫です。
ただし、重要な点があって「できることなら自分が先に開示する」のをオススメします。
相手の情報を得ようとして根掘り葉掘り聞くのはマイナスにしかなりません。
あなただって、あれこれと詮索されるのって嫌でしょ?
モテない人がする質問って実は「尋問」に近いんですよ。
でも、自己開示したことで相手から来た質問に答えたり、そこから話が広がった中で行う質問には尋問っぽさはほとんどありません。
そうすると相手も抵抗感なく答えてくれることが多いので、より相手のことを知れるし、自分のことも知ってもらえますよ。
“やってはいけない自己開示の例”
ここまでは「やるべき自己開示」の話でしたが、ここからは「やっていけない自己開示」についてです。
それは「ネガティブ度が高いもの」「反社会的なもの」「重過ぎる内容のもの」などです。
例えば、「子どもの時に万引きが日課だった」とか「昔リストカットして」とかは、さすがにちょっと引くじゃないですか?
かなり深い仲になっても「おおう、マジか」と思うようなものを、会って日が浅い状態で言われると確実にマイナスにしかなりません。
やっておいた方がいい自己開示の紹介で「失敗談」を出しましたが、あくまでも相手が笑えるものや興味を持つようなものに限ります。
「ポケモンGOやりながら自転車乗ってたら、転んで骨折したw」とか、そーゆーレベルにしましょう。
「ちょっとしたミスで会社に10億の損害だしちゃったw」とかは、僕なら「それは笑い事じゃなくね?」と相手の感性や品性を疑ってしまいます。
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると失敗談が相手の興味を引く強力な話題ネタになり、あなたの会話の武器になります。
それを見つけれたら、めちゃくちゃ強いですよ。
“最後に”
もし「距離がある・壁がある・絡みづらい」と言われたり、思われたりするのが辛いというのであれば、「会話で自分をうまく表現する方法」を学ぶ必要があるかもしれません。
ありのまま話すというよりは、会話で使う演技のテクニックを知っておくという感じです。
例えば、シュークリームを食べて、
「おいしーいー!!!」と言うのと、「おいしい・・」であれば、絶対に前者の方がおいしいのが伝わるし、聞いている相手も楽しくなります。
同じ「おいしい」であっても表現の仕方によって相手の感じ方が変わります。
そして、おそらく「距離がある・壁がある・絡みづらい」と思われてしまう人というのは、今回反した自己開示だけでなく、会話のちょっとしたテクニックが足りていないだけかもしれません。
ですので、下記の無料講座を受けるのをオススメします。
僕は彼女いない歴=年齢、引きこもり、人間嫌い、うつ病、童貞などで人生に絶望していた20歳からたった数年で、常に女性からのコンタクトが途絶えないようになったノウハウです。
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