LINEや会話が続かない?返信や頻度が気になる人に理由を教えます

会話、コミュニケーション

この記事は僕の企画である『ATL』のメンバーサイト内で公開したものです。今回は特別にこちらにも載せています。もし『ATL』に興味のある方は記事の最後をご覧ください。

多くの人が悩んだり困っている「会話」について、めちゃくちゃ良い動画を見つけました。

08:24からの「インパルス堤下とアンタッチャブル柴田のツッコミの違い」がめちゃくちゃ有益です。(※名前は敬称略)

「会話下手→普通レベル」であれば堤下のスタイル、「普通レベル→会話上手」を目指すなら柴田のスタイルを目指すといいでしょう。

【超絶神回】4人で今まで言えなかった本音をぶつけ合います〜サックし・NON STYLE石田・中田YouTube大学〜

特に会話に苦手意識がある人は堤下のツッコミ論、そして話の聞き方、話の回し方、気配り、この辺をコミュニケーションに取り入れると、一気に恋愛力がアップしますよ。

オリラジ中田の演説力は確かに魅力的です、誰もが「あんな風になれたら」と思うでしょう。

でも、あれになるのには努力よりもセンスが必要。

 

会話が合わないのは「間が違う=間違い」だからです。

会話が上手な人だと「めちゃウマが合う」「会話のテンポが一緒でしゃべりやすい」という評価を受けたりしますが、それはちゃんと「間が合っている」から。

そして、その「間の取り方」が一番上手なのがお笑い芸人。なので、お笑い芸人からその秘訣を盗み取ってしまいましょう。

フレーズよりも大事な「間」とは?

お笑いコンビのパワーバランスについては色々な議論ができますが、よく聞くのが「ボケは才能、ツッコミは技術」です。ボケができる人はそれだけレアな才能だということなのでしょう。

しかし、ボケというのは「聞いただけでわかるボケ」「ツッコミが入って初めてわかるボケ」というものがあり、ボケ単体で成り立つのは一発ギャグなどのギャガーが多い気がします。

 

そしてお笑いコンビやピン芸人でもフリップを使うタイプのものは、「ツッコミありき」の芸になりがちです。別の言い方をすると「ツッコミが入ることで始めて意味が通じる」のです。

ただし、別にボケとツッコミは普段の会話であればそこまで必要ありません。ですが、会話の主導権をこちらが握り、ある程度コントロールするためにはツッコミのスキルは知っておいたほうがいいでしょう。

別にお笑い芸人みたいなツッコミのレベルは必要ないです、僕らは普段何気なく必要なツッコミワードは使っていますので、それをうまく適切なタイミングで使うだけでOK。

 

あとで出てきますが「間違い=間が違う=間の違いから起こる」ということで、あくまでも「適切なポイントで言えば、どんな言葉もツッコミになる」というのが前提。

「なんでやねん」もその言葉単体で見たら何の面白みもない言葉ですが、適切なポイントで適切なタイミングで使うことで面白ツッコミワードに変身します。

おいでやすこが【決勝ネタ】1st Round〈ネタ順5〉M-1グランプリ2020

例えばM-1の2020年度大会でインパクトを残した『おいでやすこが』の漫才。

ツッコミワード自体は「なんやねん、それ!」「誰の歌や?」「知らんな!」「約束が違う!」など、普通のワードです。

それでも爆発的な笑いや盛り上がりを起こせるのは「適切な間でワードを入れているから」です。

 

堤下スタイルを学んだ方がいい理由

堤下が言うには2人のツッコミは1発目の踏み込みは一緒、でもそこからの対応が違うそうです。

柴田は一歩目踏み込んだ時点で、左右どちらにも対応できる準備をしている。

重心を片方に寄せているのではなく、体幹を使って真ん中に残している感じ。だから、急な話の展開にも即座に対応できる。

 

堤下は右に踏み込んだら右しかいけない、切り返しができない。

だから、ボケの人を右に誘導する。少しずつジャブを打ってこっちのボケに誘導させる。そして、もうこのボケにツッコミしかないというところまで寄ってこさせる。

それでも相手がこっちの思った方向に来ないこともある。やりたくても柴田みたいな立ち回りはやろうと思ってもできない、だから堤下は黙る。でも、その沈黙も立派なツッコミになるし、軌道修正にも繋がる。

 

サッカーやバスケをやったことある人、または好きな人ならこの図がわかりやすいと思います。

堤下は「自分のテリトリーに取り込むツッコミ」、柴田は「相手のテリトリーでも対応するツッコミ」

サッカーで言うなら柴田はメッシやクリロナみたいなもの、敵の陣地でも縦横無尽に走り回るだけのスピードとテクニックを持っているイメージ。

柴田の方が力量が上なのだが、堤下のスタイルでも十分すぎる力があるので、僕らは後者を目指せばいい。

 

あと、堤下の相づちや合いの手が本当にうまい。めちゃくちゃ参考にした方がいい。「うんうん」とうなづくだけでなく、会話の合間に良いタイミングで合いの手を入れる。

23:40くらいから話しているノンスタイル石田の分析の終わりに「F1の車みたいだな」とボソッと言いますが、こういうちょっとした一言が相手の話をより勢いづかせる。

話している方も「その通り」「それそれ」と思えば、その一言を呼び水にしてさらに話を展開させていきます。

 

ツッコミと会話はバカにはできない

堤下はツッコミのためにずっと本を読んでいるそうです。「ツッコミは物を知らなきゃいけないから」と語るが本当にそれ、マジでそれ。

専門家のように詳しく知る必要はないけれど、何となくの概要や何となくのストーリーを知っておかないと「〇〇ですよね」と言われても対応できない。最悪の場合はせっかくのパスをスルーしてしまう可能性もある。

「〇〇ですよね」と言われた時に、「それって〇〇の××のことよね」と言うと相手も「なんで知ってるの?」「そうそう!それ!」となるし、そっちの方が反応も良くなる。

 

で、この合いの手ですが、別に毎回きちんと的確なものを投げなくてもいいです。

「〇〇みたいだね」と言ってもズレていることはあります。もしズレたこと言って「いや、それ違うよ」「何言ってるかわかんない」となってもOKです。たまに言うくらいならそれ自体がボケになります。

でも、もし数を打ってしまうタイプなら成功率は意識した方がいいでしょう。

 

基本的に合いの手は相手が「そうそう、それ!」「あっ、わかってくれる?」「その例え、わかりやすい!」と思うものにする。

それがパッと思い浮かばないのなら、合いの手はある程度狙って打った方がいいですね。ズレている合いの手が多いと相手も冷めますから。

だから、堤下が言う「ツッコミは物を知らなきゃいけないから」となるわけです。

 

一般的に日本人の9割は本を読みません。何の調査か忘れましたが「月に1冊以上の本を読む人は全体の1割しかいない」という結果もでていました。

1ヶ月に1冊の本を読むだけで全体の上位1割に入れるらしいですけど、それくらい普通の人は本を読みません。だから、ちょっとしたことを知っているだけで「この人は色々なことを知っている」「私の知らないことを知っている」となります。

 

それと別に合いの手をする時にウンチクを話せと言っているわけではありません。

必要なのは知識を色々なことに結び付けること。そうすることで自然と「自分より上位の存在だ」と感じてくれるようになり、そこには尊敬の気持ちも生まれます。

例えばここまでの範囲で言うと、4人の芸人のトークから「会話について」「サッカーやバスケについて」の話を展開してきました。

オリラジ中田が「空中戦になっている」「何喋ってるんだろう?」と言っている内容でも、サッカーやバスケに置き換えてみたら「あー!そういうことか!」とわかった人もいたでしょう。

 

このような会話の切り替え方や置き換え方、こういったものは「知識の総量」「知識の横移動」ができないと難しい。

頭空っぽのF欄女子大生やアラサー女子を捕まえたいなら別に何もしなくてもいいですけど、インテリ女子大生や地頭の良い女性を捕まえたいなら勉強しといた方がいいですよ。

 

口下手な人にオススメのツッコミスタイル

ツッコミは「軌道修正」のために使うこともあります。

13:10くらいに入るノンスタイル石田のツッコミが典型的な例です。

話をしているとあっちこっちに散らかることがあり、人数が多くなるほどその傾向が強くなる。

そこに修正を入れていくことで、その場の会話は誰が主導権を握っているのかが自ずと形成されていく。

またノンスタイル石田のスタイルは口下手な人にこそ向いている方法だと感じています。

動画を見てもらうとわかりますが、石田の口数は他の面々と比べると明らかに少ないです。ですが、印象に残るというか存在感があります。

つまり「ここぞの場面には必ずヒットを打つ」というもので、レギュラーで4打席で1回ヒットを打てばいいというのではなく、代打として出てきてヒットを打つに近い。

野球で『代打の神様』『代打の切り札』と呼ばれる人がいますが、実際に成績を見てみるとそこまで打っていません。でも、「ここで絶対に打ってほしい」と思っている場面で打つ機会が多い。

口下手な人やポンポンとテンポよく言葉が出せないという人は、基本的には聞き側に徹しつつもここぞの場面ではビシっとツッコミを入れる、このタイプを目指すのがいいでしょう。

 

間が悪いは間が違う、つまり「間違い」

最後に、合いの手やツッコミが失敗する時は「間が違う」ことが原因。

別の言い方をすると「間違い=間の違いから起こる」。

おかしなことも間が合っていればそれはそれで面白い、でも本来なら面白いようなものでも間が合っていなければおかしくなる(=間違った発言になってしまう)

場の状態や話の流れ的に「今じゃないんだよな!」って思ってしまうものは、「間が悪い」発言になると思った方がいい。

 

だからといって「今これを言った方がいいかな」と考えたり、「思いついたけどどのタイミングで言おう」と機会を伺っていると間が悪くなってしまうこともある。

色々なフレーズを覚えて、それを言うのはオススメの方法だけど、きちんと合いの手を打てるようになってからの方がいいです。

じゃないと、せっかく成功率の高いフレーズでも「間が悪いことで間違いになる」。それは非常にもったいないですよ。

 

『ATL』について

冒頭でお話ししたようにこの記事は、『ATL』という僕の企画に参加している方だけの限定記事となっています。

『ATL』ではメンバー限定記事を100記事以上読めるだけでなく(2020年12月現在)、ブログやメルマガでは書かないような具体的な話、表には出さない話などもしています。

また僕と個別にやり取りする機会もあるので、より近い距離でコミュニケーションが取れる場となっている。

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