『鬼滅の刃』で学ぶ、ナンパできない人がクソでも雑魚でもない理由

恋愛知識と現状理解

めっちゃ遅いんですけど、ようやく『鬼滅の刃』を読みましたw

歴史を塗り替える大ヒットするほど面白いかと言われると「うーん・・」って気はしますが、面白いか面白くないかでいうと「そこそこ面白かった」という感想です。

 

しかし「ただ読んで面白かった」だけではつまらない時間の過ごし方になってしまうので、「『鬼滅の刃』に絡めて恋愛に使える話ができたら」と思ってこの記事を書きました。

今回はその第一弾となる内容です(※第二弾があるかは謎)

今回の結論がこちら

ここからは全部読んだ人を前提に書いています。アニメ視聴の人でネタバレが嫌だというであれば、この記事はそっと閉じましょう。

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では、そろそろいきますね。

 

一応『鬼滅の刃』のネタバレを極力しない上で、今回の結論を言うと以下のようになります。

雷の呼吸・壱の型=ヒット&アウェイ
雷の呼吸・弐~陸の型=インファイト~ミドルレンジ

雷の呼吸・壱の型=ナンパ恋愛
雷の呼吸・弐~陸の型=コミュニティ恋愛

壱の型は出会いの基本だが、それだけだと継戦能力が低い。そこを補うのがそれ以外の型。

です。

 

『鬼滅の刃』で人気ナンバーワンともいえるのが金髪の剣士・我妻善逸でしょう。臆病で消極的でネガティブな性格ながらも、母性をくすぐる言動に女性人気が高い。

また我妻善逸の『壱の型・霹靂一閃』という技は当人のキャラクターも相まって、非常に人気の高い技です。原作の描写や展開を加味すると、「壱の型が雷の呼吸の中では最も強い」という雰囲気さえあります。

(画像引用:鬼滅の刃、集英社、アニプレックス)

 

しかし、それはきちんと全体の話を理解していると大きな間違いだと気づく

こういう話って意外とよく聞きますし、僕も相談を受けたことは多々あります。

恋愛界隈でも同じような間違いや勘違いをしている人が多数います。そしてここで大事なのは「壱の型だけ習得している善逸」「壱の型だけ習得していない獪岳」という関係性です。

 

恋愛の呼吸・2つの型とは?

善逸には獪岳(かいがく)という兄弟子がいます。

善逸と獪岳の2人は雷の呼吸の後継者として修行を受けていました。しかし、善逸は「壱の型だけしか使えず」、獪岳は「壱の型だけ使えない」という関係性。

善逸:1×××××
獪岳:×23456

という感じです。

(画像引用:鬼滅の刃、集英社、アニプレックス)

 

雷の呼吸は

(1)壱の型を使って一瞬で間合いを詰める、一撃必殺の型。一撃必殺を防がれた場合はその他の型を使って反撃を防ぎ、間合いを取りながら再攻撃の機会を作る。

(2)その他の型を使いながらダメージを与えて相手を弱らせたり、必殺技として相手を仕留める壱の型。

という運用方法があります。

基本的に「壱の型」はどの流派でも剣術の基本技なので、ここから派生するのがその後の型になる。そういう意味では壱を会得できなかったのに、他が使える獪岳もある意味でチートw

 

この雷の呼吸の型の分類としては、

「壱の型」は一瞬で敵の間合いに入り、斬撃を与えるチャージ必須の「突撃・強襲」型。

「それ以外の型」は近距離~中距離の間で戦う「格闘」型。

になっていると僕は考えています。

 

別の例えとして、野球を例にすると壱の型が「ストレート」、それ以外の型が「変化球」となる。

ストレートありきでピッチングを組み立てるか、変化球ありきでピッチングを組み立てるか、その違いが彼ら2人にはあると思います。

なので、善逸は160キロのストレートを全力で投げてストライクゾーンに入れることができるし、思いっきり投げ込める勇気とコントロールがある。

獪岳は全力でストレートを投げたらストライクゾーンに入れることができないし、抑えたストレートだと打たれる可能性が高い。そんなリスクを冒すくらいなら、その分だけ変化球を使って巧みに打者を翻弄すればいい。

そんなイメージです。

 

今話した内容を恋愛に置き換えると冒頭でもお話ししていた、

雷の呼吸・壱の型=ヒット&アウェイ
雷の呼吸・弐~陸の型=インファイト~ミドルレンジ

雷の呼吸・壱の型=ナンパ恋愛
雷の呼吸・弐~陸の型=コミュニティ恋愛 

壱の型は出会いの基本だが、それだけだと継戦能力が低い。そこを補うのがそれ以外の型。

となる。

そして、「どちらも鬼を倒すためには有効である」「壱の型とそれ以外の型は補完する関係である」ということ。

 

両方できるのが一番強い、でも両方を習得できるとは限らない。

そんな時にどういう風に考えたらいいのかをうまく教えてくれているのが、『鬼滅の刃』の雷の呼吸に関連するエピソードだなと思うのです。

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