たまにオタクっぽい人や外見や服装が褒められたものではないのに、やたら卑屈な言い訳や惨めな発言をしている人がいます。
そんな人ほど、「外見じゃなく中身で判断してほしい」とか言う人いますが、そういう人は根本的に間違った思い込みがあります。そして、当然ながらモテません。
まぁ、モテないというよりは「自分のことをわかってもらえない」という感情の方が強いかもしれませんが。
“なぜ外見が重要なのか?”
では、いったい何が根本的に間違った思い込みなのでしょうか?
まずはこれを見てください。
同じ人間であってもホームレスと紳士では、周りの人はどう反応を変えるのかという実験です。
ホームレスの時に物乞いしても無視されますが、紳士の時に物乞いすると親切にお金を渡してくれます、それこそホームレスまでもが。
普通に考えたら「お金を持っていないホームレスにお金を渡し、お金を持っていそうな紳士には渡す必要がない」と思いませんか?
ところが結果は真逆だったのです。
A「人間にとっての外見というのは、高校野球でいえば地区予選みたいなものなんだ。そして、内面こそが甲子園なんだ」 B「つまり、内面を磨けということですね!」 A「いや、違う。地区予選で勝たないと、甲子園には出場できないということだ」
— 虫 (@warai_hahahaha) 2012年1月18日
外見で判断するな、と言われても人は外見で判断するんだって。目は外見しか見えないからしようがないよね。目が見えないところを見抜く力は一朝一夕にはつかないもの。だから、まずは外見で見られることに強くなろうよ。すると、自分の内面のよさを発揮しやすくなるんだから。 — 志茂田景樹 (@kagekineko) 2012年5月5日
ここにいくつかのコメントがありますが、情報が極端に少ない人だと「外見から判断するしかない」のです。
よく「第一印象が大事」なんて言われますが、それは瞬時に「こいつは大丈夫な人間か?」というのを判断するからです。
“恋愛進行度に大きく変わるオシャレ度”
以前に僕は「恋愛の進行度合いの3パターン」という話をしました。
簡単に言うと、
・短期型
・中期型
・長期型
です。
「短期型」は当日または数日で相手から好意を持たれるタイプです。
例えば合コンやナンパ、他にもクラス替えや部署移動などをして新しい集団に入っても、すぐに好意を向けられる人です。
わかりやすいのがイケメンです。
「中期型」は数ヶ月から1年くらいで相手から好意を持たれるタイプです。
これは同じクラスとか同じ部署など一緒に過ごす時間が長いことで、外見はそこそこでも内面の良さや人間性に惹かれて、好意を向けられる人です。
同級生とか同じバイトの人、サークルや社内恋愛をする人はこのタイプです。
「長期型」は1年以上の付き合いで、少しずつ良さが伝わっていくタイプです。
すごい地味でマイペースだけど、たまに見せる表情や反応がかわいいと思ってしまう女子社員とかですかね(笑)
『サーバント×サービス』ってアニメの山川ルーシーがそんな感じかな。
まぁ、そんな人が実際にいるのかどうかわからないですが。
あなたが何型かはわかりませんが、とにかく外見というのは内面を知ってもらうための入り口になるので、全く無頓着でもいいというわけではありません。
そして厳しいことを言いますが、「自分はファッションとかわからないから・・」「服装に興味が無いし・・」と言うなら、「自分のことをわかってくれない」「自分に人として興味を持ってくれない」と悩まないでください。
“オシャレでなくてもいい、普通レベルなら”
別にオシャレマスターみたいな誰が見てもオシャレな格好をしなくてもいいんです。
オシャレな人からすると「無難な格好だね」と言われるような、オーソドックスな格好でいいんです。
無難な格好であっても、そこに「清潔感」や「社会性」があれば、「この人は大丈夫だ」って相手は思うし、安心してコミュニケーションを取ろうとするのです。
例えば、あなたの前に女性が現れたとしましょう。学校の同級生でも職場の同僚でも何でもいいです。
服はボロボロ、髪はパサパサ、服もヨレヨレでダサイ、そんな人が目の前にいて「今度一緒にお茶でもしませんか?」と誘われたらどう思いますか?
僕なら笑って誤魔化して断るか、そのまま逃げます。
それと同じことをやっているのにも気づかず、それを改善する努力すらもしないのに、「外見ばかりで中身を見てくれない」なんてちょっとワガママすぎませんかね?
もちろん、外見ではなく内面だけを見てくれる場所もあります。
それがネットです。
ネットでの交流や恋愛だと外見は全くわからないので、その人とのやり取りの中から内面に惹かれるということは十分にありえます。
そして、内面で高い好意を得ているから、実際に会った時に外見はイマイチでも好意がそこまで落ちることはありません。
だから、内面を好きになれば外見はそこまで問題じゃなくなるけれど、リアルの世界においては内面を好きになってもらうためには外見も必要になるということです。
あくまでも外見は「足切りライン」みたいなものです。
入試とかで足切りラインってあるでしょ?
70点以下だとバッサリとアウトになるライン。
服装ってこれと一緒で、ダメな服装はその時点で恋愛対象外です。
だから、無難だと思うようなものでも、それが平均点だからそのレベルまではファッションレベルを上げておかないと、そもそも相手に人間として見られないのです。
“最後に”
言いたいことはわかったけど、
「オシャレがわからない」
「今まで自分で考えて服を買ったことがない」
「外見に自信がない」
「ファッションセンスがゼロなので・・」
と悩む人もいるかもしれません。
そんなあなたにオススメの方法があります。
オシャレボーイと同じレベルまで一気に駆け上がり、同時にファッションセンスも磨けるという夢のような方法です。
それが「マネキン買い」です。
服屋のマネキンのコーディネートをそのままパクるのは、かなり有効な手段です。そして、仮にマネキンのまんまの服装だとしても、別にそこまで気にしてませんよ、ほとんどの人は。
それでなくても男のコーディネートなんてパターンが少ないのですから、どんなところで買おうともある程度は似てきます。
いちいち気にするのは、自意識過剰になりすぎですって。
あと、この本がオススメです。
「平均点」「及第点」のファッションを知るなら、この1冊を読めば十分です。
読んだら「無難なファッション」と思うかもしれませんが、ファッションは加点するためのものではなく減点を避けるためのものです。
そのための方法が1冊で学べるのはめちゃくちゃお得です。
コメント
そうなんですよね。
本来はホームレスこそ助けないといけないのに(怒)。そういう人間が嫌いだからワザとキモオタファッションしてしまいますね。
でも行動と成果で最初のマイナス評価をねじ伏せた時に達成感があります。
初対面で気持ち悪い外見の時から差別しない人と出会えたときに、その人を信用するし大事にする。めんどくさく無いときには綺麗にして会うこともする。
小学生の時に知的障害者を助けて同級生に批判された経験から、大多数の人間は利害や損得や感情で動くクソ共ばかりだと思ってしまってます。
憐れみ深い人との出会いの為には外見を殺さないといけないと思っています。これは自分の勘違いであってほしい。
ファッションする年齢、領域を超えたおっさんおじさんがワイルドさがあってかっこいいと思いますしチャラチャラしないようにしてますね
あとは実用性、強度
まあプライベートはDIYかスポーツかアウトドアか音楽かなんですけど
チャラチャラしてる人がどこで何をしてるのか分からない
外面ばかりきにする人はよく居る
中身が良かったらそれでいいと思うが?
理解力、想像力のない可哀そうな人だね