このツイートで紹介している記事にも書いたのですが、「勉強ができる人や高学歴の人は歯車が噛み合えば、過去の勉強から恋愛をうまくやっていける土台の考え方を既に知っている」という話をしました。
勉強ができる人や高学歴な人は抽象的な考え方にピンとくるようになれば、土台はもう既にできあがっているので、恋愛がめっちゃスムーズに進むようになりますよ。ポテンシャル自体はあるわけですし。https://t.co/T2u4A6X64R
— リュウイチ (@ICHIRYU024) November 21, 2020
(※記事はこちら → クリックして移動 )
それにも関わらず、なぜ彼らの恋愛がうまくいかないのか?
その理由こそが「勉強ができる人や高学歴の人が知らない間にハマっている落とし穴」なのです。
効率よく勉強できる人は処理能力が高い
勉強って偏差値を高くしようと思えば思うほど、「効率」にこだわっていかないといけません。
人間は誰しも1日24時間しかなく、仮に1日10時間勉強するにしても、ただ単に10時間やるのと効率的にやって10時間で15時間分の勉強ができるのでは、半年~1年というスパンで見た時に大きな差となります。
ところが効率を重視しすぎると、「無駄なことはしない(したくない)」と考えてしまう。そして「無駄なことはしない(したくない)」と考えた結果、「正解を探す」ようになる。
学校の勉強はそれでもいいんですよ、明確に「解答」「正解」がありますから。
ところが恋愛はそうじゃない。恋愛の正解は人によって異なるし、状況によって変わる。不確実性の宝庫で、ある意味で無駄の集合体。
「その無駄を集めて、最適解を見つけ出し、正解を作るの」が僕が考える恋愛ノウハウなのですが、正解があるのが当たり前だったため「とにかくこれをやれば正解」というものを探すようになる。
あと学校の勉強や過酷な受験を勝ち抜いた人ほど「失敗したくない」という想いが強くなりがちです。「失敗=負け」みたいなとこあるじゃないですか、特に勝ち続けてきた人ほどそう考えてしまう。
大学受験は浪人すれば何度でも受けることができますが、それ以前のものは一回受けてダメだったらもうやり直しができない。完全な一発勝負。
「これで失敗したら・・、落ちたら・・、チャンスは1度きり・・」というプレッシャーの中で長い間過ごしてきたから、失敗した時のダメージが大きい。
というか、ダメージ軽減の方法を学んでこないと即死ダメージになる。
しかし、恋愛には「模範解答」というものが存在しない。
まぁ、厳密に言うとあることはあるんですけど、「失敗したくない」という想いが強いほど「正解が約束され、ガチガチに固まった状態」じゃないと動けなくなってしまいます。
この辺が落とし穴っちゃ落とし穴ですね。
「間違ってもいいから無理やり答えを出す」って仕事ではわりと重要なスキルなんだが、これは完全に試験勉強フレームとは真逆の発送だから直感的には気持ち悪く感じるし答えだそうとすら思えないんだよなきっと
— オンク (@it_warrior_onc) November 12, 2020
やみくもにやれば成功するって話でもない
だからといって、「成功者は考えるよりも先に行動する」みたいな言い分も個人的には好きじゃない。
あれ、割とポジショントークなとこあるんで。
「やる前に考えたって無駄だ」「どうせ考えたことと違うことが起こる」「やってみてダメならその時に考えたらいい」というのは意味としてはわかるんですよ。
でも、例えば以下のような状況をイメージしてみてください。
あなたは自分の独立して自分の店を持ちたいと思います。街を歩いていると「ここ、いいかも!」と思えるところに空き店舗がありました。
「これは直感的に良いと感じる」と思って、その店舗を押さえて、念願の店を作りました。
ところが全然、お客さんが来ない。頑張ってるのに集客ができない。
「失敗したと嘆くよりも、どうしたらうまくいくかを考えなくちゃ!」と最近読んだ自己啓発本やビジネス本に書かれている文言を思い出して、自分を奮い立たせます。
しかし、思ったように客足が伸びずに撤退を考えなくてはいけなくなった・・。
これ、もし事前にリサーチしていたら失敗を回避できたかもしれない。
例えば、「近くに学校があるので人通りは多いが、商材と客層がマッチしていない」「主要駅のすぐ近くだがメインは北側で、店がある南側に人はあまり来なかった」「交通量が多いが、駐車場がないと不利な立地だった」なんかがわかった可能性がある。
店舗型のビジネスはよほど特化したものがないと、基本的には立地勝負になります。どれだけ商品やサービスが優れていたとしても、立地が悪いと思ったような客足にならないこともある。
例えばトシヨロイヅカとか六本木にあるから行きやすいのであって、富士山の8合目にあったらどれだけ美味しいとわかっていても行くの躊躇するでしょ?(・・というか100%行かない、通販を待つ。通販がないなら諦める、そこまでの情熱はないw)
どれだけ絶世の美女で世界一のスタイルを持つ女性があなたのことを好きで「あなたしか考えられない」と言われても、アマゾンの奥地へ移住するという条件がついていたら、その女性と付き合うかと聞かれたら悩みません?
「うおぉぉぉ!」と何も考えずにアマゾンの奥地へ向かう人は行動力あるなと思いますが、普通は色々と考えると思う。むしろ、何も考えずに飛び込める人は頭のネジ何本か外れてますよ。
そういうすごい人をお手本にするのもいいですけど、それはそれで苦労しますよ。自分が普通や凡人と思っているのなら尚更のことです。
再チャレンジできる社会が一番いい
「どうしたらうまくいくか?」を考えるのは大事です。だけど、それを走りながら考えるのが正義かというとそれもまた時と場合によるかなと。
それよりかは「何回でもチャレンジできるように、チャンスを作れるようにする」の方が僕は好き。
恋愛で言うなら「思い立ったら即行動」がうまくいくこともありますが、だからといっていきなり告白して成功するかというと成功率はそこまで高くない。それよりも一発NGで出禁を食らう方が痛い。
逆に初回のデートでは決めることはできなかったけれど、2回目をお誘いしても快くOKしてもらえるような関係を残していた方がまだチャンスはある。
僕はそう考えています。
恋愛も営業も「売り込む」のではなく「価値を伝える」。価値を伝えたうえで意思決定は相手に委ねる。これだけ。無理に売り込もうとするから事故る。
— オンク (@it_warrior_onc) October 7, 2020
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